【OMEGA/オメガ】スピードマスター プロフェッショナル コーアクシャル マスター クロノメーター クロノグラフ 42MM “ムーンウォッチ”

2024.02.23 
OMEGA(オメガ)

 

皆様、いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。大丸福岡天神店 東館4階時計売場の甲斐です。

 

本日より、こちらのブログ「SPECIAL ITEM」にて当店入荷の最新作や注目作をご紹介していくことになりました。こちらの記事をご覧頂き、気になるモデルがございましたら、是非一度店頭で実機をご覧いただければと思います!

 

では記念すべき1本目に参りましょう!

 

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今回ご紹介するのは、『OMEGA(オメガ)』の最もアイコン的なモデル「スピードマスター プロフェッショナル」です。

 

史上初めて人類を月に着陸させることに成功したアポロ11号とともに月に降り立ったことで知られるこの伝説的な時計が、最高峰の実用性を持つマスターコーアクシャルを搭載した《第7世代》の最新作として発売されました。

 

そこで今回は、「前作から何が変わったのか」という点に注目して撮りおろしの実機写真と共にご紹介します。

 

OMEGA/オメガ 

SPEEDMASTER MOONWATCH PROFESSIONAL CO‑AXIAL MASTER CHRONOMETER CHRONOGRAPH 42 MM

([左]Ref.310.30.42.50.01.001/¥1,078,000(税込)/ヘサライトガラス風防、[右]Ref.310.30.42.50.01.002/¥1,232,000(税込)/サファイアクリスタル風防)

 

前作からの変更点として最も大きな話題となったのは搭載するムーブメントです。

 

しかし、正直なところそれ以外にも変更点が多く、実機を見てみると前作の第6世代とは似て非なるものであることが分かりましたので、その変更点を一つずつご紹介していきたいと思います。(ご説明には基本、裏蓋がスケルトン仕様になっているRef.310.30.42.50.01.002を使用します。)

 

 

まず1点目は、前述したとおり新たな手巻きムーブメント「Cal.3861」が搭載されたという点です。

 

これまでの第6世代ではレマニア社によって開発されたCal.321の改良機Cal.1861(1863)を搭載していました。生産性が高く、メンテナンス性が高いこのキャリバーは、1997年頃から現在までの約23年間搭載されたクロノグラフの名機として知られています。

 

今作ではそのCal.1861(1863)を同社が誇る「マスターコーアクシャル」にグレードアップすることに成功。これにより、日差が0~+5秒以内という高精度かつ15,000ガウスの耐磁性を誇る圧倒的な実用性を実現しています。

 

他にも細かな変更点はありますが、個人的に最も嬉しかったのは「秒針停止機能(ハック機能)」が採用されたことです。これまでのスピードマスターには秒針を止める機能がありませんでしたが、今作ではそれが可能となりました。クロノメーターおよびMETAS認定を受けた優秀機の精度を実生活の中でしっかり活かすことが出来ます。

 

 

さて、次にダイヤルデザインの変更点です。

 

今作では「ステップ・ダイヤル」とも呼ばれる段差のあるダイヤルが採用され、全体的な視認性が向上しています。インダイヤルもビンテージライクな深さのあるデザインに変更されました。

 

また、ロゴがプリントから金属製のアプライドに変更。クロノグラフ針のデザインやミニッツトラックの刻み等、細かい変更が追加され、全体的にメリハリの感じられるダイヤルデザインになっています。

 

実機を見て頂く際には、視認性向上のために針がダイヤルに沿って曲げられている点にも、ぜひ注目していただきたいと思います。

 

 

さて、次にケースを見ていきましょう。

 

今回はサイドの写真を撮影しましたが、特筆したいのは「全長」と「薄さ」です。

 

若干ではありますが、今作では縦の全長が若干短くなり着用感が向上しています。これにより腕が細めの方でも違和感なく着用いただけるようになりました。また、ケースも約0.6mm薄型化されていました。

 

 

次にブレスです。

最も見た目で分かりやすい部分かと思いますが、コマが小さくなり強いテーパーがつけられています。また、クラスプが小型化しデザインも変更されています。

 

体感的な違いはコマが小さくなったことによる着用感の向上と若干の軽量化のみですが、これに関してもどちらかと言えばデザインメインの変更点だと考えられます。

 

また、今作では風防の仕様(ヘサライトガラスかサファイアクリスタル)によってブレスデザインが異なり、ヘサライトガラスのモデルではブレス全体がサテン(艶消し、ヘアライン)仕上げ、サファイアクリスタルのモデルでは中央コマの両サイドがポリッシュ(鏡面)仕上げになっています。

 

(※2型のブレスレットの仕上げの違い。左がサファイアクリスタル風防のモデル、右がヘサライトガラスのモデル。)

 

ベルトデザインの違いだけでも時計全体の印象が大きく異なりますので、ぜひ一度実機を比較して頂ければと思います。

 

 

ケースサイズは42㎜なので変更はありませんが、前述した通りラグが短くなったことで前作の第6世代では「大きい」と感じていた腕周り15㎝の私でも違和感なく着用可能でした。

 

 

今回ご紹介した《第7世代》のスピードマスターは、各世代の優れたデザインを取り入れながら同社が誇る業界トップクラスの実用性を持たせた傑作クロノグラフで、初めてスピードマスターを手にされる方はもちろんのこと、スピードマスター愛好家の皆様にも間違いなくご満足いただける時計です。

 

ぜひ一度、オメガ 大丸福岡天神店にて実機をご覧いただければと思います。

 

◆商品ページ(サファイアガラス版)→https://watch-fukuoka-tenjin.com/product/omega/speedmaster/p-310-30-42-50-01-002/

◆商品ページ(へサライトクリスタル版)→https://watch-fukuoka-tenjin.com/product/omega/speedmaster/p-310-30-42-50-01-001/

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