【CARL F. BUCHERER/カール F.ブヘラ】マネロ ペリフェラル(00.10917.08.23.01)

2020.12.08 
CARL F. BUCHERER(カール F.ブヘラ)

今回ご紹介するのは、1888年にスイスのルツェルンで創業された「ブヘラ」という時計宝飾店をルーツに持つ『CARL F. BUCHERER(カール F.ブヘラ)』の「マネロ ペリフェラル」です。

 

今作はペリフェラルローターを搭載したモデルで、通常の自動巻ではムーブメントの大半がローターで隠れてしまうという見た目のデメリットを、外周を回るリング状のローターにより完全にオープンとした芸術性の高い時計です。

 

CARL F. BUCHERER/カール F.ブヘラ MANERO PERIPHERAL Ref.00.10917.08.23.01 ¥840,000+税

 

今ではオーデマ ピゲやブレゲ、ブルガリをはじめとする名門ブランドがペリフェラルローターを採用していますが、1950年代に開発されたこの機構をより実用的なレベルに高めたのはカール F.ブヘラの大きな功績の一つです。その中でも2009年に発表された初代機Cal.CFB 1000に改良を加えたCal.CFB A2050を搭載するこのモデルは、実用性と芸術性を兼ね備えたモデルとして世界的に高く評価されています。

 

 

見た目にはシンプルな王道ドレスウォッチで、ドルフィン(ドーフィン)型の針と楔形の背の高いアプライドインデックスの組み合わせが1950年代のドレスウォッチを彷彿とさせます。また、中三針(センターセコンド)ではなくスモールセコンドを採用したことで、よりトラディショナルかつクラシックな印象を強めています。

 

また、ポリッシュされたベゼルは内側に沿った独特な形状をしており、光を吸収するブラックポリッシュに近い視覚効果を生み出しています。これにより背景の反射が抑えられ、時計が際立つことでさらに高級感が高まっているように感じられます。

 

 

 

さて、本題とも言えるムーブメントは初代Cal.CFB A1000をベースに振動数を28800振動に高速化、さらにC.O.S.C.認定クロノメーターの高精度を実現したCal.CFB A2050を搭載しています。テンプ部分はA1000で採用された特許取得のCDAS機構ではなくフリースプラング式に変更され、慣性ブロック付きテンワを組み合わせることでより安定した高精度を実現しています。

 

また、コート・ド・ジュネーブやアングラージュ(面取り)といった美しい仕上げをローターに遮られることなく見て愉しむことが出来るというのは、ペリフェラルローターの大きな特徴の1つです。

 

 

 

ケースサイズは40.6㎜と実用的なサイズで、厚さは11.2mmです。ラグが強い曲線を描いて下に落ちていくデザインで自然に腕に馴染むため、程よい存在感ながら着用感も良いケースデザインです。(写真:腕周り15㎝)

 

 

 

多くのブランドがメイン級のコレクションをラインナップしているこの価格帯でペリフェラルローターという高い技術を搭載したモデルはほとんどなく、日本国内でのブランドの知名度という点を考えずに時計を選ぶのであれば間違いなく候補に入れるべき時計だと言えるでしょう。(ちなみに欧州においては知名度も高く、時計の国“スイス”ではサッカーのスイス代表公式時計に選ばれるほど高く評価されています。)

 

気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度「大丸福岡天神店 東館4階時計サロン」にて実機をご覧ください!

 

 

◆商品詳細はこちらから→https://watch-fukuoka-tenjin.com/product/carlfbucherer/manero/00-10917-08-23-01/

 

◆カール F.ブヘラ公式サイト内商品ページ→https://www.carl-f-bucherer.com/ja/%E8%85%95%E6%99%82%E8%A8%88/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%AD-%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%AB-00-10917-08-23-01

(文・写真/甲斐優一郎)