本日は大丸福岡天神店がブティックとして展開する『Grand Seiko/グランドセイコー』より、早くも2023年のマストバイ筆頭となりうるのでは?と、スタッフがざわついた「エボリューション 9 コレクション “諏訪湖の夜明け” スプリングドライブ(SLGA021)」をご紹介します。セイコー140周年限定モデルで販売がされた「SLGA007“水面” 」モデルとは、また一味違った魅力をご覧くださいませ。
Grand Seiko/グランドセイコー Evolution 9 Collection “Lake Suwa before dawn” Spring Drive Ref.SLGA021 ¥1,155,000(税込)
グランドセイコーのスプリングドライブモデルを生み出す、信州 時の匠工房から東南に位置する諏訪湖。
夜更けを告げる朝日が昇り始めた僅かな時間にだけ見られる、静寂の中で湖をわたる風にさざ波を立てる湖面をイメージしたダイアルパターンは、高級感を漂わせながらも、決して嫌味ではない上質で落ち着いた印象を与えます。
ほんの少しの光明が水面を照らし現れる濃紺を表現した色味は、光を受ける角度によって本物のさざ波のように移ろい、静観で美しいいくつもの表情を魅せてくれます。
このダイアルを製作するにあたって、職人は金型の作成に「手付け」という技法を取り入れています。
本来、ダイヤル用の金型製作は、その模様ごとにハンマーやルーターなどを用いる手付けと機械加工を適材適所に組み合わせて行われていますが、今回のSLGA021の水面パターンは従来の方法では決して不可能な柔らかく有機的な表現をするため手付けのみで作られており、そこから生まれる水面という自然界において普遍的でありながら滑らかな美しさは、グランドセイコーのブランドフィロソフィーである“THE NATURE OF TIME”を色濃く体現しています。
ケースサイズは40mm。決して大き過ぎず小さ過ぎないサイズ感なのですが、ラグを短く製作することで、より腕へのフィット感を高め、サイズ感による装着時の違和感を極限まで払拭してくれる事から、多くのユーザーに納得がしていただけるのではないでしょうか。
ケースとブレスレットはエボリューション9コレクションの最大の特徴でもある、ヘアライン仕上げを主として随所に入れたポリッシュ仕上げによる光と陰のあいだにあるグラデーションを表現。
装着感はもちろん、どの角度からでもグランドセイコーの重厚かつ曇りのない輝きを放ち、JAPAN MADEの最高峰である事を再認識させてくれます。
ムーブメントは、信州 時の匠工房に在籍する熟練の匠の技によって組み立てられたスプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」を搭載。
大小ふたつの香箱により最大120時間(約5日間)持続が可能となったリザーブや、平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)とされる高いスペックに加え、スプリングドライブ特有のスイープ運針が角度によって光を反射させるダイヤルと重なり、静かな輝きを放つ湖の景色が彷彿としてよみがえります。
グランドセイコーが今最も力を入れているエボリューション9コレクション。
その最新モデルとなる「SLGA021“諏訪湖の夜明け」は、グランドセイコーというブランド哲学とクラフトマンシップを融合して生まれた素晴らしいモデルとなっています。
ぜひ一度、グランドセイコーブティック大丸福岡天神店にて実機をご覧くださいませ。
◆本日ご紹介の商品詳細はこちらから→https://watch-fukuoka-tenjin.com/product/grandseiko/evolution9/p-slga021/