【MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)】AIKON AUTOMATIC CERAMIC 39mm & 42mm(AI6007-CRM72-130-7,AI6008-CRM22-330-2)

2025.01.14 
MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)

皆様、いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。大丸福岡天神店 東館4階時計売場の甲斐です。

 

本日は『MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)』より、ケース&ブレスレットに「テクニカルセラミック」を採用した話題の最新作「アイコン オートマティック  39mm & 42mm」の2種類をご紹介します。

 

MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)

AIKON AUTOMATIC CERAMIC 39mm & 42mm

Ref.AI6007-CRM72-130-7(39mm)、AI6008-CRM22-330-2(42mm)

各 ¥525,800(税込)

 

1990年代にベストセラーとなった「カリプソ」に着想を得た「アイコン」シリーズは、2016年の初代クオーツモデルと2018年の自動巻きモデルの展開でその地位を確立した高い人気を誇るモーリス・ラクロアの代表作です。

 

今回、現在では多種多様なモデルがラインナップされる同シリーズに、初のセラミックを採用したモデル「アイコン オートマティック セラミック 39㎜&42㎜」の2色が加わりました。

 

 

さて、今回ご紹介する最新作に採用された「テクニカルセラミック」という素材は、通常のセラミックの性能を高めるため、酸化ジルコニウムに酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化アルミニウムという3つの酸化物を加えています。これにより、耐食性とアレルギーの原因になりにくい素材であるという元々の特徴だけでなく、耐久性と熱安定性、そして全体的な強度の向上が実現されており、セラミック特有の美観と高い実用性を兼ね備えた素材として本作に初めて採用されました。

 

同ブランドによるとこの素材をケースとブレスレットに昇華するために3年の研究開発が必要だったようで、実際にケースのエッジやブレスレットの仕上げといった視覚的ディテールとフレキシブルな着用感のバランスは実に見事で、同価格帯のセラミックウォッチの中では群を抜いたハイクオリティで製品化されています。

 

 

本作は39㎜がホワイト、42㎜がブラックという色分けがされていますが、色だけでなく仕上げも異なっています。

 

39㎜のグロッシーホワイトは全体的に艶のある表面仕上げで、ザ・セラミックといった印象です。明るい印象が強く、ブランドの説明分によると「天使のようで太陽の光を浴び、常に賞賛のまなざしを受ける」ということで、華やかなイメージのモデルだといえます。対して、42㎜のマットブラックは全体的に艶消しの仕上げで都会的で落ち着いた印象が強く、ブランドの説明文によると「暗くなってから遊びに出掛ける夜型の人のように内に秘めたようなモデル」とのこと。

 

文字盤の仕上げはどちらもクル・ド・パリ装飾が施されていますが、それぞれのケースの仕上げに合わせてホワイトはラッカー仕上げ、ブラックはマット仕上げになっており細部にもこだわりが感じられます。

 

 

ケースサイズはグロッシーホワイトが39㎜、マットブラックが42㎜㎜で、厚みは共に11㎜。存在感はありますがセラミック特有の軽さと着用感の良さにより、特に気になる点はありません。

 

ブレスレットは特殊な器具なしで交換できる「イージーチェンジャブルシステム」が採用されており、ご要望に応じた着せ替えも可能です。

 

 

搭載されているCal.ML115については、採用ブランドの多いベースキャリバーを基にしているので間違いありませんが、38時間というパワーリザーブについては若干スペック不足を感じる気もします。

 

とはいえ防水性は20気圧というデイリーウォッチとしてはオーバースペック感もあるため、実際に着用される方が何を重要視するかで評価は変わりそうです。個人的にはパワーリザーブより防水性が高い方が嬉しいので、このアイコンのスペックには大満足です。(防水性については故障要因にもつながるため)

 

 

モーリス・ラクロアが新たな挑戦として手掛けた「テカニカルセラミック」の魅力と実用性を、是非一度店頭にて実機に触れてご体感いただければと思います。

 

スタッフ一同、店頭にて皆様のご来店をお待ちしております。

 

 

◆紹介モデル詳細

・「モーリス・ラクロア アイコン オートマティック セラミック 39㎜(グロッシーホワイト)」
・「モーリス・ラクロア アイコン オートマティック セラミック 42㎜(マットブラック)」