1839年、スイス・ジュネーブに創設された時計工房を原点とするパテック フィリップ。
やがて、この工房は高度な技術力と卓越した造形センスを駆使してスイスを牽引する存在に成長。数え切れないほどの名品を世に送り出し。各国の王侯貴族や著名な文化人の寵愛を受け、“世界最高峰のウォッチ・メゾン”と呼ばれるまでとなった。なぜパテック フィリップがこう呼ばれ、世界の時計愛好家からの信頼を得るまでになったのか? その魅力を解明する。
≪取材・文:名畑政治 / Report & Text:Masaharu Nabata≫